今回、つたない文章のみでおまけに長いときてるので…………。
「続きを読む」以下は詳細や自分への戒めみたいなものですので、
読んで頂けなくても大丈夫です。勝手を言ってすいません。

結論を先に言うと、空が緊急入院しまして、
現在21：30。多分オペの最中だと思います。

原因は左膝、骨折です。

 

 

夕方、カミサンが少し早めに帰宅したのと、今日もひどく暑かったから
熱中症にでもなったら大変だと、かき氷機(手動)を引っ張り出してガリガリと
かき氷を作ってました。

 

カミサンが早く帰ってきたからか、海人と空はちょっとはしゃいで、
カウンターの上で戯れ合っていたようなのですが、大きな音で振り向いてみると
カウンター横にあった椅子が倒れていて、空がいない。
どうやら椅子ごとひっくり返ったみたいでした。

びっくりして走り去る姿が少し気になったのですぐに追いかけると
ボクの仕事椅子の下でうずくまっていて、彼女の全身から恐怖感が………。

やばいと思って抱き上げてみたら、いつもは絶対しないのに
ボクの顔に顔をくっつけてじっとしてます。
下ろしてやるとうずくまる。歩けない。

慌ててもう一度抱き上げて足を触ると左膝がズレてる感じ。
全く痛がらないし、海人の事もあったので、「膝、外れたの？」と思い、
とりあえずそっと床に下ろしてすぐに病院の用意。
海人もただならぬ雰囲気を感じで動揺して空の周りをうろうろしていたので、
カミサンに留守番頼んで、とるものもとりあえず空をキャリーに寝かせて病院に。

途中一回だけ、「痛い〜」みたいな声を出したので、やっぱり痛いんやと思い、
ずっと助手席のキャリーの中に手を入れて運転。顔を手に押し付けてきたり、
落ち着こうと身体を舐めている様子が手に伝わって来てました。
こういう時に限って渋滞してたり訳がわからないフラフラ運転に出会ったりして、
思いっきりイラつきました。

いつもは10分くらいで着くところを20分以上かかって到着。
受付で看護師さんに事情を話して空を見せた時は、空は声一つあげずに普通にしてる。
「さっきの痛がってると思ったのは気のせいか……」とちょっと安心したのでした。

診察の順番がまわって来て、いつもの先生に診てもらう時も、膝を触られても
全く声もあげなかったので、先生が「う〜ん………」。って顔をしてる。
「とりあえずレントゲン」を撮ってもらう事になりました。

待合室に戻ってから、「空も膝蓋亜脱臼なのかなぁ」なんて色々と考えていたら、
先生からお呼びが………。先生の表情。嫌な予感がしてちょっと身体が竦みました。

レントゲン、すぐに膝に目が行く。でも海人とは違うので、よくわからない。

「ちょっとややこしいところが折れてます。」

写真と模型でまた説明。
普通の子だと7ヶ月くらいで骨が落ち着いてしっかりしてくるらしいのですが、
空はメインクーンの血を引いてるからなのか、はたまた成長に異常があったのか、
ちゃんと骨がまだしっかりしてなかったそうです。
よく絵で骨を書くと先の方は円を二つくっつけたみたいに書く、あの骨頭部分が
まだしっかりしてなくて、成長点の辺りからねじ切れてしまった感じになってしまってました。

手術のほうは本当はもうちょっと後でもよかったのですが、
どうしても先生が明日から出張でいられないとの事で、
こちらとしてはやってもらうなら海人も治してくれた先生が良いとお願いし、
帰って来られるまで待てるなら待ちますと言うと、
「他の骨や靭帯の方も気になるので、それなら今夜やりましょう」ということになりました。
海人同様、整形のエキスパートを呼んで一緒にやっていただける事になりました。

今頃はオペの真っ最中でしょう。
オペが決まってから、同意書にサインしたり、なんだかんだとしている間は、
ああしとけば良かったとか、こうしとけば良かったとか、自分の膝が代わりになったら
良かったのにとか、色々と反省ばかり。
家に帰って説明しなくちゃいけないと思うとまた気が重くなったり……。

「今日はもう帰ってもらっていいですよ」って看護師さんに言われて、
とりあえず帰る前に空に会えますかとお願いして空のもとに。
「痛いけどがんばるんやで、明日また来るからね」といって帰ってきました。
不安そうなあの瞳がなんとも切なかった。

オペがうまくいって、その後の経過も順調であってくれることを祈るばかりです。
事故、なんともなさけない。気をつけていれば防げたと思うと空に申し訳ない。

なるべく客観的になって書いたつもりですが、訳がわからなかったらすいません。
海人がなんとも所在無さげにしてるのがまた切ない。
とにかく今夜、オペが終わったらまた連絡を頂けるので、
それをひたすら待っています。