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あなたは今、幸せですか

「あなたは今、幸せですか」と問われたら、あなたはどう答えますか。
幸福感を持っている人に共通する内的な特徴は4つあるといわれます。
①自分自身のことが好きであること、
②主体的に生きているという感覚を持っていること、
③楽観的であること、
④外交的であること、だそうです。

幸福感に関する実験法が 2 つあって、それぞれグループに別れ、記録をとっていきます。「感謝介入法」と言われる実験では、 3 つのグループに分かれ、
①グループは「1週間のうちに感謝したこと」
②グループは「面倒に思えたこと」、
③グループは「起こった出来事」を 9週間記録してもらうと、
満足度が最も高かったのは、①の感謝したことを記録し続けたグループ で、健康状態も良好だったそうです。

いま1つの「親切介入法」と言われる実験では2つのグループに分かれ、
①グループでは、誰かに親切を行って、そのことを記録するようにする 。
②グループでは特に親切することなく記録します。
結果、1ヶ月前と1ヶ月後の幸福感を調査したところ、①の親切を行って記録したグループのほうが幸福感が高かったそうです。

幸せになりたいなら、身の回りに起こったことに感謝すること、まず家族や同僚など、身近な人々に対して優しく親切であることから、はじめなければならないということなのでしょう。
確かなことは、幸せでありたいと考えるなら、自分の不幸を決して人に話さないことです。不幸や不平不満を話せば、自分自身が憂鬱になるだけでなく、相手の気持ちも暗くさせてしまいます。相手は思いやりの言葉をかけてくれるかもしれませんが、本音のところで言えば居心地がいいわけがなく、憂鬱な気持ちを感染させてしまうことになります。
人は、やはり、どんな時にも希望を失うことなく、明る<前向きな人と会ったり話したりすることを願っているものです。