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論理思考、情報収集、価値判断、決定と実行・・・
いつ、どんな場面で、どんなツールをどのように使うのか?
自分で主体的に考え、行動するためのスキルが
赤い魚の中学生ピンキーの成長物語を通じて自然に身につきます!
「自分の頭で考えろ」とか「自分の考えを持て、自分の価値観を持て」という言葉は、
なんとなく分かるようで、いまいちよく分からない。
なんだか、非常に曖昧で、無責任な表現のように聞こえる。
いったい、どうやって自分の頭で考えるのか。
いったい、どうやって健全的な形で意見を鵜呑みにせずに、疑うのか。
いったい、どうやって自分なりの価値観を築き上げて行くのか。
いったい、自立した人とはどのような人で、どうすれば、そうなれるのか。
抽象的な言葉ではなく、もっと状況が目に浮かぶような、イメージの湧きやすい形で、
このような問いに答えられないものだろうか。
本書では幅広い視野、教養、経験に基づいて築き上げられた自立した考えと価値観のことを
「インディペンデント・マインド(Independent Mind:IDPM)」という言葉に託し、
IDPMとは何かを描写するだけではなく、微力ながらそこに辿り着く道のりを描くことを試みた。
IDPMは、年齢性別や職業を問わず必要なものだ。
IDPMを身につけることで、真実に近づくことができる。
自分や家族、チームや学校、そして社会のために、
より良い判断を下すことを可能とする。
世間の目や、短期的な変動に振り回されずに、どっしりとブレずに生きて行けるようになる。
答えのない社会の中で我々を導き、新しい何かを仕掛ける勇気を与えてくれる。
IDPMを身につけ、磨いていく旅は、私たちにとって有益であるだけでなく、
そのプロセス自体が実に豊かで、心底楽しく、生き甲斐を感じさせてくれる。
この本がそのような旅を始めるきっかけ、楽しむきっかけになればと思う。